森友問題 自殺した職員の人柄と亡くなる前の嘆き

2018.3.15 7:00
https://www.news-postseven.com/archives/20180315_659959.html?PAGE=1#container

10日午前10時、岡山県の山中にある斎場。火葬炉があるだけの小さな施設で、
妻が棺に向かって泣き崩れていた。


「休職中だった青山さんも急きょ呼び出され、3月6日に登庁したそうです。その★翌日、青山さんは命を絶ちました」(政府関係者)

「遺書は封筒に入っていました。財務省職員として森友問題にかかわり、どれだけ辛酸を舐めたかが★克明に記されていました。
森友問題を矮小化するためにどのように関与したのか、それが★誰の指示で行われたのかはっきりと書かれていたんです。
つまり、“★財務省本省の指示によって決裁文書の改ざんをさせられた”と告白する内容でした。

 そして、遺書のなかには森友問題の財務省側の責任者で、青山さんの上司に当たる『★佐川宣寿』というフルネームの記載があり、
ほかにも★3、4人の実名があったそうです。
また、遺書が入った封筒には森友問題に関連する『★重要書類』も同封されていたといいます」

「政府は、“自殺の事実そのものを伏せられないか”と動いたようです。青山さんの存在を“★揉み消そう”と企てたわけです。
プライバシーの問題もあって、遺族が認めない限り、警察は死因が自殺であることを公にしないので、
自殺が表沙汰にならないこともあり得ました。
しかし、★遺族の気持ちがそれに納得しなかったので、政府も“自殺を伏せるのは無理だ”と判断したようです」(前出・捜査関係者)