京都府警の警察学校の男子寮(京都市伏見区)で、訓練中だった新人の男性巡査11人(10〜20歳代)が、校則で禁じられた飲酒や喫煙をしていたことが、府警関係者への取材でわかった。

 未成年者3人が含まれていたという。11人は「ばれなければいいと思った」などと話しており、6人が依願退職し、5人が学校長訓戒の処分を受けた。

 府警関係者によると、11人は昨年4月に府警に採用され、入寮した。その後、教官が不在となる土曜日の夜などに、寮内で飲酒や喫煙を繰り返していたという。

 昨年11月、教官らによる寮内の巡回で酒瓶や吸い殻が見つかり、発覚した。内部調査に対し、「日頃のストレスから飲んでしまった」とも話しているという。

2018年03月14日 15時02分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180314-OYT1T50068.html