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.      *** オウム事件最大の謎、サリン噴霧車は未だに再現検証されていない ***

長野県松本サリン事件では非常に不可解な点が存在する。 それは松本市裁判官官舎付近から “ サリン噴霧車 “
を用いて、大気中に向け大型送風機で毒ガスを噴射したとする、実行犯とされるオウム被告の供述にもとづく、
サリン噴霧車についての再現検証が全くされていないことだ。

検証されれば大気中広範囲な噴霧能力が可能が否かが検証でき、なおかつ噴霧時の “ 騒音も “ 測定できる。
さらにオウム自作の毒ガスが本当に殺傷成分を得ていたなら、 オウム自作のサリン噴霧車内の噴霧操作室と、
これもまたオウム自作の毒ガス防護服の “ 遮蔽能力 “ が明らかになる筈だった。

.      *** 毒ガスサリンにVX、オウム施設で完成なら土谷はノーベル賞を超える ***

オウム真理教団の毒ガス製造での一番の不可解な点は、製造能力もあるがそれ以上に、製造施設での
防護整備が貧弱であることだ。 その中で、毒ガス製造の経験も知識も無い土谷正実が、
サリン類毒ガスとさらにVXガスと称される神経毒ガスをも作ったとされている。

会社員VX殺害事件とは、1994年12月12日に発生したオウム真理教信者による殺人事件。

事件の被害者 ( 浜口忠仁さん ) は、大阪市に住む当時28歳の会社員で、オウム真理教のダミーサークルに入会。
丁度この頃教団の大阪支部で分派騒ぎがあり分裂を煽った不審人物として被害者が浮上、「公安警察のスパイ」とされ、
麻原彰晃は会社員をVXガスで殺害するよう指示した。 VXガスは土谷正実が生成したとされる。

.    *** 果たしてオウム信者が作った毒ガスは充分な殺傷成分を持っていたのか ***

長野県松本市のサリン事件では、次の指摘がされている。 「松本サリン事件」
犯行開始時刻よりずっと前から中毒症状自覚者が多数いた! [麻原国選弁護人渡辺脩氏著作より]
→  http://www.asyura.com/0403/nihon12/msg/272.html

. ◆ オウム事件最大の謎、松本のサリン噴霧車は再現検証されてない ◆

長野県松本市サリン事件では非常に不可解な点が存在する。 それは松本市裁判官官舎付近からサリン噴霧車を
使用して、大気中に向け毒ガスを放出したとする、オウム信者実行犯の供述に基づいた再現検証は成されていない。

地下鉄とは違って大気中への毒ガス噴霧の場合、上空の気流の状態は噴霧効果に大きく影響するだろう。
気流が速い場合は拡散の度合いが大きくなり、ガスが上昇気流に乗った場合はそのまま上空に達してしまう。
その風向き ・ 風力 ・ 風量などを、信者実行犯の村井はタバコの煙だけで推測したようだ。
さらにサリン噴霧車の毒ガス放出能力の他、噴霧車内操作していた信者実行犯の毒ガス防護装備も疑問なのだが。

サリン事件にまつわるコラム ↑ の記事と関連
→ http://www.s-a-t.org/sat/sarin/s_column/s_column_2.html

【サリン事件】サリン製造の経緯明かす オウム中川死刑囚が手記
→ http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1484007373/152-184

【共謀罪】「私戦予備・陰謀罪」などテロ対策は現行法で対処可能か
→ http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1484375306/262-274
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