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 柏崎市の中心商店街に立地する総合スーパー「イトーヨーカドー丸大柏崎店」が8月に閉店する方針であることが14日、関係者の話で分かった。建物の老朽化や、競争激化による売上減などが理由とみられる。

 関係者によると、イトーヨーカ堂を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス(東京)の担当者がテナントに対し「8月19日をもって営業を終了し、閉店する」と説明したという。

 丸大柏崎店は1981年にオープンし、食料品や衣料品店などを扱ってきた。柏崎駅前の通りに面し、中心市街地の中核的な商業施設として集客してきた。

 しかし、柏崎市内では、郊外に大型スーパーなどが相次いで出店し、競争が激化。セブン&アイは2020年2月までにイトーヨーカ堂の不採算店舗40店を閉鎖すると発表しており、丸大柏崎店の閉店もその一環とみられる。

 セブン&アイは「閉店は選択肢の一つとして検討しているが、現時点で正式に決まっていることはない」としている。

 県内のイトーヨーカドーは、柏崎市以外に直江津店(上越市)、丸大長岡店(長岡市)、丸大新潟店(新潟市中央区)がある。

2018/03/15 07:50
新潟日報
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