19年夏に開業予定の工場一体型テーマパーク「おやつタウン」のイメージ図
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 施設運営のおやつタウン(津市)は15日、スナック菓子の「ベビースターラーメン」のキャラクターなどを使ったテーマパークを2019年夏に同市で開業すると発表した。約25億円を投じ、菓子製造のおやつカンパニー(同市)の久居工場の隣接地に国内最大級の屋外型アスレチックなどを設ける。初年度に約40万人の集客、約12億円の売上高を目指す。

 家族で「遊べる」「学べる」「創れる」をコンセプトに新施設を5月に着工する。鉄骨2階建てで延べ床面積は約4000平方メートル。「ベビースターラーメン」をつくれる体験コーナーや昭和の風景を再現したミュージアムなどを設ける。

 久居工場は現在、年間約2万人の見学者が訪れる。工場一体型のテーマパークにすることで家族連れを中心に集客を目指す。

 おやつタウンはおやつカンパニーが保有するコンテンツの活用を狙い、創業家2代目で現会長の松田好旦氏が全額出資して15年に設立した。「子供たちの独創性を育む場所にしたい」(松田氏)という。

2018/3/15 16:51
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28169420V10C18A3000000/