政府は2019年5月1日の新天皇の即位に伴う皇位継承の儀式に女性皇族が参列しない形とする調整に入る。皇室典範は皇位継承権を男系の男子に限ると定めており、継承権を持たない女性皇族が参加した例は現行憲法下ではなく前例を踏襲する。

 女性皇族の参列を認めないのは、皇位継承の証しである神器などを新天皇に引き継ぐ「剣璽等承継の儀」。首相や閣僚、衆参両院議長、最高裁長官らが参加する。

 女性皇族が剣璽等承継の儀…

2018/3/15 17:37
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2817266015032018PP8000/