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2018年03月16日 06時00分
 長崎市立長崎商業高と市内のラスク専門店のコラボ商品が誕生した。「長崎とろけるケーキラスク」。土産品として定着してほしい、との願いを込めて、長崎の顔でもある路面電車をかたどった箱に入れて販売している。

 発案したのは長崎商高の商業クラブのメンバーたち。カステラやかまぼこに次ぐ新たな土産品作りを思い付き、卒業生経営のラスク店「LUSK nagasaki ラスク専門店」(吉永民恵代表)に、これまでなかったイチゴミルク、コーヒー、蜂蜜味の新商品を提案。路面電車を模した箱と、観光名所の出島や教会をちりばめたパッケージのデザインを手掛けた。

 ケーキ生地でつくる吉永さんのラスクは表面がパリッ、中身はとろける食感。部長の荒木みずきさん(17)は「子ども、お年寄りにも食べやすい」、森田あかりさん(17)は「長崎の観光PRに役立ってほしい」と話す。2月から長崎駅前の県物産館、グラバー園など市内15カ所で販売中。5枚入り918円(税込み)。

=2018/03/16付 西日本新聞朝刊=

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