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2018年03月16日 金曜日
 青森県鶴田町の小中学校で今月、給食への異物混入が立て続けに3件起きた。いずれも食べ物を口にする前に見つかり、児童や教員への健康被害はない。町教委が15日、明らかにした。

 町教委によると、水元中央小で2日、給食をよそっていた児童が炊飯器に縦6ミリ、横3ミリのアルミ片が入っているのに気付いた。製造業者が使う炊飯釜のふた裏のアルミ片が剥がれ落ちた。富士見小では7日に米粉パンの中から黒い異物が発見された。業者が米粉パンの前に同一ラインで作ったチョコレートパンの生地の一部だったという。

 14日には鶴田中でスープ入りの容器から縦3センチ、横20センチのビニール片が見つかった。給食センターで調理した際、スープの具材が入ったビニール袋の切れ端が混入したという。

 町教委の八木橋成人教育次長は「町民にご迷惑を掛けたことをおわびする。再発防止を徹底し、安全な給食の提供に努める」と話した。