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3月17日 10時48分
日本が導入する地上配備型の新型迎撃ミサイルシステムをめぐり、ロシアのラブロフ外相が、平和条約の締結交渉の障害になっていると指摘したのに対し、河野外務大臣は、ロシア側には導入の意図を丁寧に説明しており、指摘は当たらないという認識を示しました。

ロシアのラブロフ外相は、NHKなどのインタビューで、日本がアメリカから導入する地上配備型の新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」が、北方領土問題を含む平和条約の締結交渉を前進させるうえでの障害になっていると指摘しました。

これについて、河野外務大臣は、訪問先のアメリカ・ワシントンで記者団に対し、「『イージス・アショア』の導入については、ロシア側にきちんと説明し、北朝鮮の核・ミサイル問題を解決することが大切だということを常々申し上げている」と述べ、指摘は当たらないという認識を示しました。