内田康夫(うちだやすお) 本名 昭和9年東京生(享年83歳)

最終学歴:埼玉県立川越高等学校卒(東洋大中退)
一光社(アニメ制作会社)でトレーサー(原画マンの描いた鉛筆線をカブラペンとインクで清書する仕事)として働き始める
22歳の頃から文芸同人誌「カラマード」で小説を書き始めると同時に小説誌の新人賞に応募を始める
小説の公募には46歳まで24年間落選が続く
制作会社の社長となっていた内田は自身の名刺変わりにもなるという理由もあり2作品を自費出版することにした
奥さんとも相談して借金をしたうえでの自費出版だった
『死者の木霊』が出版翌年に朝日新聞に取り上げられテレビドラマ化され
同年『後鳥羽伝説殺人事件』(浅見光彦が初登場)で商業作家としてプロデビューを果たす
この作品はベストセラーとなりその年のうちにドラマ化されそれ以降も5度ドラマ化されている
日本における作家別累計発行部数ランキング5位であり全作品の発行部数は1億部を突破している
軽井沢に居を構え執筆の拠点としておりお洒落な喫茶店のオーナーでもある