超ワンパターン展開の「浅見光彦シリーズ」が面白かった。

気弱な男「浅見光彦」は、兄の代になった高級住宅街の実家に、兄と義姉と子供、母親と同居。若いお手伝いさんの女性もいる。
職業はフリーの旅行雑誌記者。スポーツクーペを乗り回し、取材で訪れた地方で毎回殺人事件に遭遇する。
同時に被害者の身内の美人女性に出会うが、疑われて地元警察に捕まる。
身元確認で、兄が刑事局長と分かると、ムカつく刑事の態度が急変、即釈放。
趣味が探偵なので、地方警察と一緒に事件を解決。途中、地方地方の名所や祭り、食べ物や言い伝えなどを織り交ぜる。
毎回、被害者の身内の美人女性と良い感じになるけど、結局、恋愛下手なのでくっ付かない。
実家の母親(ドラマでは野際陽子)がガッカリして、お手伝いさんがホッとする。

広告関係の会社を経営していたからか、売れる要素をふんだんに取り入れていて、文章も読みやすかった。