埼玉県朝霞(あさか)市で2014年に行方不明になった当時中学1年の少女が約2年後に保護された事件で、さいたま地検は20日、未成年者誘拐と監禁致傷などの罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(25)に懲役9年(求刑・懲役15年)を言い渡したさいたま地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。


 12日の地裁判決は「犯行は卑劣で悪質」と非難する一方、被告が少女と一緒に外出するなど「物理的拘束はかなり緩やか。求刑は重すぎる」などと量刑の理由を述べた。【内田幸一】

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