●タスマニア人を絶滅させたイギリス人

1770年、イギリスがオーストラリアを発見したとき、
タスマニア島には約20万人の原住民がいました。
のち、オーストラリアはイギリスの囚人を送る流刑地にされましたが、そ
の囚人たちと当局によってタスマニア人はスポーツの一種として、
または日曜日の行楽として捕らえられ、虐殺されました。
そしてとうとう、106年後の1876年、タスマニア人は絶滅してしまいました。


●民族を一つ滅ぼしたイギリス人

タスマニアへのイギリス人の入植は1803年から始まる。
タスマニア先住民は当時数千人いたと言われているが、
イギリス人による虐殺により苦難の時代を迎える。
イギリス人が原住民をカヌーで沖合まで移し、一斉射撃で射殺する事もあった。
イギリス人は、原住民が夜中、火を囲んで団欒している時を襲撃し、
子供を火中に放り込み、銃剣で突き刺すといった事もやった。
無傷の原住民に懸賞金がかけられ、原住民狩りという事も行なわれた