>>321
平蔵の最大の問題は、サプライサイド経済学を使ったこと
弁護士、タクシー、ポスドクなどを増やして競争させようとしたところ、
単に供給過剰状態になり、潰しの効かない人間続出になってしまった

全体の質は悪くなり、経済の成長性も失われた

面白いのは、経済学者も同じような考え方をする者がが多いこと
解雇規制を緩和すれば、労働市場に労働者が多く供給され、
競争が激化することによって生産性が高まると主張した

だが、実際には終身雇用制を守っているトヨタやファナックなどの企業の方が、
遥かに国際競争力があり、
かつ賃金も日本でトップレベルにある

少なくとも過剰に増えた弁護士やタクシードライバーよりは安定している