「雪で下山できず」奥多摩の登山者全員を発見
3月22日 3時09分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180322/k10011373971000.html

21日夜、東京・奥多摩町で登山をしていた男女13人が雪で下山できなくなりましたが、22日の未明になって消防隊員が全員を発見しました。全員意識はあるということで現在、救助活動が行われています。

東京消防庁によりますと、21日午後7時50分ごろ、東京・奥多摩町河内で登山をしていた人たちが雪で下山できなくなったという通報が寄せられました。

下山できなくなったのは男女13人で、消防隊員などが捜索を行った結果、22日午前1時20分ごろまでに山の中で全員を発見しました。

警察によりますと、13人はいずれも意識があり、4人は自力で歩けず残りの9人は支えがあれば歩ける状態で、現在、救助活動が行われています。
けがをした人がいるかどうかはわかっていないということです。

登山者の中には外国人が含まれているという情報もあり、警察が確認を進めています。

13人は東京と山梨にまたがる三頭山とヌカザス山の間の登山道で下山できなくなったと見られています。

奥多摩町では21日午後1時すぎから4時すぎまで大雪警報が出ていて、気象庁が12時間で最大20センチの降雪が予想されるとして、警戒を呼びかけていました。