教員採用で子ども支援活動考慮

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/2003262261.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大阪市は、子ども食堂でのボランティアなど家庭の経済状況が厳しい子どもを支援する活動に
大学生などが取り組んだ場合、教員の採用試験で点数を上乗せする優遇措置を
再来年度試験的に行うことになりました。

大阪市はおととし行ったアンケート調査の結果、経済状況が厳しい家庭の子どもほど
学習の理解度が低いことが分かったと分析していて、こうした子どもたちへの支援を重点的に進めています。
その1つとして、大阪市は、子ども食堂でのボランティアや放課後の学習支援などの活動に
大学生などが取り組んだ場合、教員の採用試験で点数を上乗せする優遇措置を
再来年度、試験的に行うことになりました。

具体的には、大阪市が認証した団体の活動に年に30回以上参加すると
採用試験の1次試験で20点が上乗せされます。

大阪市の吉村市長は、22日の記者会見で、
「貧困の連鎖を断ち切るためには教育が大事だし、教員を目指す学生にとっても活動への参加は経験になる。
優遇措置はまずは試験的に行い問題がなければ継続したい」
と話しています。

03/23 05:54