沖縄市に寄せられた米軍機騒音の苦情が22日だけで31件に上り、市基地政策課に記録が残る2007年度以降最多となった。同日は県内各地で小学校の卒業式があり、県教育庁が米軍に訓練自粛を要請していたが、沖縄市ではFA18戦闘機などによる激しい騒音で、式を中断した小学校もあった。19日以降、市民からの苦情が急増。桑江朝千夫市長は22日午前、米軍嘉手納基地に飛行自粛を求めたばかりだが、無視された格好だ。市民の我慢は限界に達し、騒音の常態化に懸念が広がっている。

2018年3月23日 05:45
沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/226752