兵庫県豊岡市の城崎温泉では、急増する外国人観光客に対応するため地域で初めて自動外貨両替機が導入されました。

 豊岡市によりますと、去年1年間で城崎温泉に宿泊した外国人観光客は約4万5000人いて、2011年の約40倍に増えました。そこで城崎温泉街にある、ゆかた専門店「いろは」は、但馬地域では初となる自動外貨両替機を導入しました。米ドルや中国元など12通貨に対応しています。

 「城崎温泉のような小さな町に、この機械があるのはすごく便利です。いっぱいお土産が買えます」(フランス人観光客)

 城崎の観光施設ではクレジットカードが使えない店も多く、これまでは観光案内所の窓口で午後6時まで交換などしていましたが、夜間に両替ができないため観光客が現金を使い渋る傾向があったということです。

 「どこに行ったら両替ができるのかだとか、クレジットカードからキャッシュをおろすことができるのかといった問い合わせが実際多くある。より楽しんでいただくための波及効果として、この機械を使ってほしい」(ゆかた専門店「いろは」 系谷瞳代表)

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