リコー、6年ぶり赤字転落へ 過去最大の1700億円
3/23(金) 22:00配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180323-00000104-asahi-bus_all

記者会見するリコーの山下良則社長=東京都千代田区
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20180323-00000104-asahi-000-view.jpg

複写機大手リコーは23日、2018年3月期(国際会計基準)の純損益が1700億円の赤字(前年は34億円の黒字)に転落する見通しになったと発表した。
低迷する北米事業などで約1800億円の損失を計上するため。赤字は6年ぶりで、赤字額は過去最大となる。

08年に約1600億円で買収した米販売会社「アイコンオフィスソリューションズ」(現リコーUSA)や、その後に買収した米ITサービス会社などで想定した収益を見込めなくなり、減損処理する。
山下良則社長は緊急会見で「ペーパーレス化が予想以上に進んだ。(販売)単価下落が顕著だった」などと説明。
ただ、「高値づかみではない」とも述べ、買収の判断そのものは正しかったと強調した。