出雲市の出雲空港と静岡県の静岡空港を結ぶ定期便の運航が、25日から始まり、記念の式典が開かれました。
出雲空港で開かれた記念式典には、関係者およそ20人が出席し、出雲市の長岡秀人市長は、「今まで6時間以上かかっていたところが、わずか70分で行けるので、新しいご縁が生まれてくるんじゃないかと思っています」とあいさつしました。

また、静岡便を運航する航空会社FDA=フジドリームエアラインズの三輪徳泰社長は、「静岡と出雲の新しい文化交流が行われる一助となればと思います」とあいさつました。
このあと、関係者がくす玉開きを行い、もちまきをして、来場者と一緒に新たな路線の就航を祝いました。

出雲空港と静岡県の静岡空港を結ぶ定期便は、毎日1往復運航し、初日のきょうは、静岡便の搭乗者に就航の記念品が配られ、搭乗者らは笑顔で受け取っていました。
娘と2人で初めて静岡県に行く出雲市の60歳の母親は、「静岡県に行ってみたいと思っていたので、身近になった気がします。富士山とか箱根とか楽しみにしています」と話していました。

来月には、出雲空港と宮城県の仙台空港を結ぶ定期便も就航します。

03月25日 19時07分
島根 NEWS WEB
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