陸上自衛隊鯖江駐屯地(福井県鯖江市)は26日、飲酒検査を妨害したとして公務執行妨害容疑で現行犯逮捕され、不起訴処分となった男性陸士長(21)を停職5カ月の懲戒処分とした。依願退職する意向を示している。同駐屯地の調べに、事実を認めているという。

 同駐屯地などによると、1月6日深夜、鯖江市で物損事故を起こした陸士長が鯖江署員の飲酒検査を受けた際、自身の呼気が入った風船を奪って破り捨てるなどしたとして逮捕された。また、昨年2月と6月に計4回にわたり酒気帯び状態で車を運転していた。

 陸士長が所属する第6施設群長の栗木茂幸1等陸佐は「大変遺憾。全隊員に指導、教育を徹底する」とのコメントを出した。

2018.3.26 13:14
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/180326/wst1803260037-n1.html