陸上自衛隊青野原駐屯地(兵庫県小野市桜台)は27日、同駐屯地内で賭けマージャンをしたとして、第8高射特科群の男性隊員9人を停職処分にした。主導した2等陸曹の2人は停職30日、他の7人は同5日の処分。2等陸曹の2人は近く依願退職するという。

 同駐屯地によると、36歳と33歳の2等陸曹は2014年5月上旬〜16年3月9日、駐屯地内の宿舎の一室で、部下の3等陸曹(27)ら7人を強引に誘い、金銭を賭けてのマージャンを繰り返したとされる。断ろうとした隊員もいたが、強い上下関係もあり強要されたという。

 警務隊が単純賭博容疑で書類送検したというが、同駐屯地は金額や回数、送検した人数などは明らかにせず、広報担当者は「刑事処分に関する内容は公表できない」とする。

2017/3/27 22:26
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