りそなホールディングス(HD)グループの金融持ち株会社「関西みらいフィナンシャルグループ(FG)」傘下に1日、近畿大阪銀行(大阪市)、関西アーバン銀行(同)、みなと銀行(神戸市)が入り、関西3地銀が経営統合した。同日、大阪市の関西みらいFG本社で統合セレモニーが行われ、関西みらいFGの菅哲哉社長は「関西のお客さまに対して圧倒的な利便性を提供し、存在感を発揮する」とあいさつした。

3行合わせた総資産は約11兆6千億円で、関西トップ、全国6位の地銀グループが誕生。日銀のマイナス金利政策や人口減少で収益環境が厳しさを増す中、規模拡大によるサービスを強化やコスト削減などで生き残りを目指す。

 来年4月には近畿大阪銀と関西アーバン銀が合併し、「関西みらい銀行」となる。みなと銀は独立を維持する。

http://www.sankei.com/smp/west/news/180401/wst1804010057-s1.html