しまむらの業績の推移
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20180403/20180403-OYT1I50008-L.jpg

衣料チェーン大手しまむらが2日発表した2018年2月期連結決算は、売上高が前期比0・1%減の5651億円でリーマン・ショックの影響があった09年2月期以来、9年ぶりの減収となった。

最終利益は同9・6%減の297億円。昨秋の台風による天候不順に加え、インターネット通販事業での出遅れやヒット商品の不在などで苦戦した。

「ファッションセンターしまむら」を展開するしまむらは機能性の高い手軽な価格帯の商品を武器に、10年2月期以来、8年連続で過去最高の売上高を更新してきた。品ぞろえの豊富さが大きな魅力だったが、16年3月以降、店頭に並べる品数を減らして見やすさを重視した売り場づくりを進めたところ、「宝物探し感がなくなってしまった」(北島常好社長)という。

(ここまで328文字 / 残り165文字)

2018年04月03日 07時13分
YOMIURI ONLINE 全文は会員登録をしてお読みいただけます
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180402-OYT1T50110.html?from=ytop_main1