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4月4日 4時37分
札幌市が招致を目指している2026年の冬のオリンピック・パラリンピックについて、IOC=国際オリンピック委員会は3日、札幌市を含む7つの都市が、立候補を検討する「対話ステージ」への参加を申し込んだと発表しました。

2026年の冬のオリンピック・パラリンピックへの立候補を検討する「対話ステージ」は、IOCが各国のオリンピック招致の冷え込みを受けて招致都市の負担軽減策として新たに作ったものです。
「対話ステージ」への参加の申し込みは先月末に締め切られ、IOCは3日、7つの都市が参加を申し込んだと発表しました。

具体的には、札幌市のほか、スイスのシオン、カナダのカルガリー、スウェーデンのストックホルム、オーストリアのグラーツ、トルコのエルズルム、3地域共催を検討しているイタリアのトリノとミラノそしてコルティナ・ダンペッツォです。

「対話ステージ」ではそれぞれの都市がIOCから派遣されるスタッフとともに招致計画の作成などについてアドバイスを受けながら準備を進めます。

そして、ことし10月にアルゼンチンで行われるIOC総会で正式に立候補する都市が決まります。その後、1年間の招致期間を経て、来年9月にイタリアで行われるIOC総会で、開催都市が決まります。

バッハ会長は「IOCは、五輪招致で新たな一歩を踏み出した。選手たちのために最高の開催都市を選んでいきたい」とコメントしています。