子供の頃にはバブルで浮かれた大人たちから「大人は良いぞ〜」と聞かされて、
人口が多いから受験戦争やら何やらと、同世代で椅子の取り合い蹴落としあいで、
そして聞かされていた夢の社会は、バブルがはじけて就職氷河期で、
「リストラでクビ切ってるんだから、新卒なんていらないのわかるだろ」と、人口が多いうえに椅子の数が極端に少なくなって、
国が手を打たないまま時が経ち、「不景気だから仕方ない」と我慢しながら時が経ち、
一方で「まだ若いから大丈夫」と言われ、一方で「非正規?無職?その年まで何してたの?氷河期?社会のせいにするなよ」と言われ、「新卒以外はいらない」とはじかれ、
国が手を打たないまま時が経ち、「生まれた時代が悪かった」と我慢しながら時が経ち、
一方で「まだ若いから助けなんていらないでしょ」とはじかれ、一方で「非正規?無職?その年まで何してたの?氷河期?社会のせいにするなよ」「そんな年齢はいらない」とはじかれ、
「少子化だ!何でこうなった!氷河期世代が子作りしてこなかったのが悪い!」「生活保護予備軍だ!何でこうなった!氷河期世代が非正規で無職で怠けてきたのが悪い!」「氷河期世代は悪だ!安楽死させろ!」
同世代には家庭を持ち幸せに暮らしてる者、非正規で我慢しながら暮らしてる者、社会に嫌気がさして引きこもる者、生活保護をあてにしてる者、自殺する者と様々で、
人口が多いから椅子の取り合い蹴落としあいで、団結することを学んでこなかったから、集団で拳を振り上げることもなく、死ぬまで我慢しながら諦めながらなんだろうな。