昨夜、富山市で酒を飲んで車を運転し、事故を起こしたとして、この春から立山町の小学校に勤務する女性臨時講師が警察に現行犯逮捕されました。

女性講師は、昨夜、富山市内で開かれた小学校の教員らによる歓迎会に参加していたということです。

「講師の女が運転する車はここに駐車していた車にぶつかった後、止まることなく突き進み奥のブロック塀に衝突したということです」

道路交通法違反の酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、立山町立 立山中央小学校の臨時講師で、富山市二口町に住む黒田千恵子容疑者(40)です。

富山中央警察署によりますと黒田容疑者は、3日午後10時50分ごろ、富山市神通本町の市道で酒気帯びの状態で普通乗用車を運転した疑いです。

黒田容疑者が運転する車は道路沿いのビルの敷地に入り込み、停まっていた車やビルの壁、さらにブロック塀に衝突しました。

衝突のはずみで塀が崩れ、付近の乗用車2台が壊れましたが、けが人はいませんでした。

ビルにいた男性が事故に気付いて警察に通報し、駆け付けた警察官が黒田容疑者の呼気を調べたところ基準を超えるアルコール分を検出したため、現行犯逮捕しました。

黒田容疑者は、容疑を認めているということです。

ビルの所有会社社長「ただただびっくり。常識的に考えられない。普通ここまで突っ込まないと思うんですよ」

立山町などによりますと黒田容疑者は、この春、立山中央小学校に着任したばかりで、3日、富山市内で開かれた小学校の教員らによる歓迎会に参加していました。

この会には、校長や教頭も出席していたということです。

立山町教育委員会は、町内の小・中学校に対し、4日再発防止と綱紀粛正を通達しました。

2018/04/04 14:49
KNBニュース
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