http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180404/k10011391071000.html
北朝鮮が各国との対話に積極的な姿勢を見せる中、安倍総理大臣は、先に、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談したIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長と電話で会談し、北朝鮮訪問についての説明を受けました。
北朝鮮のピョンヤンを訪れ、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と会談したIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は、先月31日、北朝鮮側が再来年の東京オリンピックなどの国際大会に参加する意向を示したと明らかにしました。

これを踏まえ、安倍総理大臣は、4日午後6時前からおよそ30分間、バッハ会長と電話で会談し、先の北朝鮮訪問についての説明を受けました。

安倍総理大臣としては、北朝鮮が各国との対話に積極的な姿勢を示す中で、キム委員長と会談したバッハ会長から直接、話を聞くことで、北朝鮮側の真意を推し量る材料を集める狙いもあったものと見られます。

また、安倍総理大臣とバッハ会長は、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向け、引き続き、緊密に協力していくことで一致しました。
4月4日 21時57分