4日午前5時15分ごろ、越谷市花田の同市立花田小学校の物置が燃えているのを近くに住む女性(51)が発見、会社員の夫(55)が119番通報した。この火事でスチール製物置1棟が全焼した。けが人はなかった。現場に火の気がないことから、越谷署は放火の可能性があるとみて詳しく調べている。

 同校によると、物置は正門脇にある自転車置き場に併設され、敷地面積は約6平方メートル。掃除用具などを入れていた。学校敷地内に入る門扉は閉じていたが、鍵はかかっていなかった。

 同校の野口久男校長は「火の気のあるものを置かないよう徹底していきたい」と語った。

 近くに住む主婦(52)は「5時すぎに『パーン』という木で何かをたたくような激しい音がして飛び起きた。黒煙がすごく上がっていて、何事かと思った」と不安そうに話した。

2018.4.5 07:02
産経ニュース
http://www.sankei.com/region/news/180405/rgn1804050054-n1.html