●英国の植民地政策は狡猾を極めた。
まずインド農村の税制を強化、生活難におとしいれ、
次にマラヤ、ビルマ(現ミャンマー)など周辺地のゴム園、
茶園の賃金水準をインドの3倍以上に設定、
インド人が海外出稼ぎに出ざるを得ないように仕向けるのである。


●この政策実現により各地の商品作物の栽培は急増、
英国の貿易輸出額の3分の1を占めるに至るのである。

      《深田祐介 産経新聞2008/1/17》