景気動向指数の推移
https://www.jiji.com/news/kiji_photos/20180406ax10_t.jpg

内閣府が6日発表した2月の景気動向指数(2010年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.7ポイント上昇の115.6と2カ月ぶりに改善した。自動車の出荷が前月の落ち込みから回復した。内閣府は基調判断を17カ月連続で「改善を示している」とした。
一致指数については、前月と比較可能な7指標のうち、自動車を含む耐久消費財出荷など4指標が改善。北米向けを中心とする自動車の生産・出荷のほか、アジア向けのスマートフォン用電子部品の好調がけん引役となった。
 
一方、原油価格の上昇に伴う取引の減少などで卸売り段階の商業販売は悪化した。
数カ月先の景気認識を示す先行指数は0.2ポイント上昇の105.8となり、3カ月ぶりに改善した。

(2018/04/06-16:38)
時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018040600904