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4月10日 23時07分
10日のニューヨーク株式市場は、中国の習近平国家主席が演説で市場開放を進める方針を示したことを受けて、アメリカとの貿易問題が解決に向かうという期待感から買い注文が集まり、ダウ平均株価は一時400ドル以上値上がりしました。

10日のニューヨーク株式市場は、中国の習近平国家主席が演説で自動車や金融などアメリカが関心の高い分野で市場開放を進めるとアピールしたことを受けて、アメリカとの貿易問題が解決に向かうことへの期待感が広がりました。

このため幅広い銘柄に買い注文が集まりダウ平均株価は、一時前日より400ドル以上値上がりしました。

市場関係者は「習近平国家主席が自由貿易体制の重要性を強調し、トランプ政権が求めていた自動車などの市場開放に応じる構えを見せたことが市場で好感されている。一方、このあとフェイスブックのザッカーバーグCEOが大量の個人データが流出した問題をめぐってアメリカ議会の公聴会で証言するので、その発言内容を見極めたいという投資家も多い」と話しています。