https://www.cnn.co.jp/m/world/35117567.html

2018.04.11 Wed posted at 12:47 JST
(CNN) ロシアのラブロフ外相は10日、北朝鮮の首都平壌を訪問する意向を表明した。モスクワを訪れている同国の李容浩(リヨンホ)外相から正式に招待され、これを受け入れたとしている。

ラブロフ外相は李外相との会談後、「平壌への招待を受け、とても喜んでいる」と述べた。ただ、今後ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談が実現する可能性については言及しなかった。

李外相との間でロシアと北朝鮮の両首脳がどちらかの首都を訪問する話は出なかったものの、ラブロフ外相によるとプーチン氏と金氏は「定期的に意見交換を行っている」という。

ラブロフ外相の訪朝は初めてではない。2009年には北朝鮮の軍備縮小に向けた協議のため平壌を訪れている。

ロシア国営タス通信によれば、ラブロフ外相は李外相との会談中、ロシア政府が北朝鮮政府と「よい隣国関係」を築くことを望んでいると伝えたという。また韓国を含む3カ国での連携についても「韓国政府にそうした協力の用意があるという前提で」支援していく考えを表明した。

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