https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180414/k10011402711000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_009

4月14日 5時55分
14日午前4時ごろ、北海道で震度5弱の揺れを観測した地震について、専門家は次のように話しています。

東京大学地震研究所の古村孝志教授は「今回の地震は、陸のプレートの下に沈み込んでいる太平洋プレートと呼ばれる岩盤の内部で起きたと見られる。震源が比較的深いので、大きな余震は少ないと見られるが、今後、同じような規模の地震が起きると、再び強い揺れに見舞われるおそれがあり、注意してほしい」と話しています。

そのうえで、「北海道の根室沖ではプレートの境界付近を震源とするマグニチュード8クラスの巨大地震が過去に繰り返し起きていて、今後も高い確率で発生が想定されている。今回の地震とは発生メカニズムが異なるが、そうした巨大地震が想定されている場所だということを念頭に置いて、防災対策を進めてほしい」と話していました。