前職で児童虐待を救えないトラウマをこじらせ、職場の同僚に赤面した故にイジられているおれ
恋したわけじゃない
「羨ましい」→「おれもそろそろ、いい感じに過ごしてるあの女性と結婚…」→「いや、なに普通の幸せ望んでるんだ?」→「子供を救えなかったおれに、そんな資格ないだろ」
で恥ずかしくなって赤面

まあ「あたしに惚れてる?キモっ」っていう推測に矛盾はない状況なんだけどさ
勘違いした女の子とその取り巻きは、なんだかんだと嘲笑し、イジってくる
職務に影響が出かねないくらいに


約1年耐えたが、ついに駐車場で取り巻きの一人におれの事情を話し「いい加減にしてくれや」と告げた
が、「本人に言っておく」と言ったにもかかわらず、一向に改まらない
取り巻きに確認すると「まだ言っていない」とホザく
「卒業式を間近に控えて、言うと動揺するから」ときた
卒業式を終えたので、おれが「直接言うか?」と言えば「今日はあの子は余韻を味わっているので後日」と引き延ばす
挙げ句、「我慢しろ」とまで言ってきた
ついに校長まで巻き込んでの大騒ぎさ
おれ「あんた、被害を訴える子にも『我慢しろ』というのか?」と問い詰めたら、取り巻きは「ケースバイケースだね。もちろんそういう場合もある」と答えた

自分も関与しているので、保身と隠蔽に走ったんだ

その後、校長の前で「本人に言う」と約束して、間接的に言い訳を聞いたが一向に改まらないまま、その子は異動して行った
おそらく取り巻きの二枚舌で、本人には言ってないんだろう


おれ、実はもと警官の教員


俺を含めて、本当に救いを求めている人間を助けられる人間は学校にはいない
いじめの状況を自分で作るような人間達だからな
指導力なんてないんだよ
何度、状況を甘く見る同僚教員や教頭に児童虐待の通告を児相にしろと進言したことか