『 椿事件−今年で25年、四半世紀…』

−今もこの偏向報道事件を風化させてはいけない現実がある

椿事件(つばきじけん)は、1993年に起きた全国朝日放送(愛称および現社名:テレビ朝日)による
放送法違反(政治的な偏向報道)が疑われた事件のことである。
当時、テレビ朝日の取締役報道局長であった椿貞良の日本民間放送連盟(民放連)会合での発言に
端を発したことからこの名で呼ばれる。
日本の放送史上で初めて、放送法違反による放送免許取消し処分が本格的に検討された事件であった
とも言われる

−1993年9月21日、日本民間放送連盟の第6回放送番組調査会の会合が開かれ、そのなかで椿は
選挙時の局の報道姿勢に関して

「…今は自民党政権の存続を絶対に阻止して…
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしようではないか」

…との方針で局内をまとめた、という趣旨の発言を行なった−