【「首相案件」だけ優遇、加計問題の深すぎる闇】

「愛媛県文書」によると藤原氏が加計学園の構想に対して以下のようなアドバイスを与えている。
これと比較すれば、京都産業大学に対する対応との間に顕著な差があることがよくわかるだろう。

<藤原地方創生推進室次長の主な発言(内閣府)11:30>(※愛媛県文書の要約)

・要請の内容は総理官邸から聞いている。
・政府としてきちんと対応していかねればならないと考えており、互いに知恵を出し合いたい。
・国家戦略特区の手法を使って突破口を開きたい。風穴を開けた自治体が有利。仮に指定を受けられなくても、別の規制緩和により要望を実現可能。

(中略)

その一方で、京都産業大学への対応は冷淡だったといっていい。

藤原氏は加計学園には「2、3枚程度の提案書を作成いただき、早い段階で相談されたい」と簡素な提案でいいからと急がせたが、
1989年から獣医学部新設に向けて計画し、20ページ以上の資料を準備して2016年10月17日に国家戦略特区ワーキンググループによるヒアリングに挑んだ京都産業大学は政府に斬り捨てられる結果となっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180415-00216854-toyo-bus_all