それにしても、哀れでならないのは、言われれば財務省の事務次官まで必死に擁護しなくてはならないネトウヨとかネトサポなどと呼ばれている一群の人々だ。
彼らに指令を出している側は当然それなりの暮らしをしているのだろうが、実働部隊は日本語の修得レベルから見ても、低学歴低収入の人々であることは想像に難くない。
しかも、その属性として家に引きこもりがちなため、女性にセクハラをするどころか何年間も会話すらした事がないというような人々の割合も高かろう。
そんな人々が、女性と見れば平気で卑猥なジョークを飛ばして平然としているような、
中低所得層狙い撃ちの消費税上げを画策する財務省の事務次官を
よりによって(たかだか5ちゃんごときであれ)誰に何を言われようと懸命に擁護する役割を負わされるというのだから…、何をかいわん。
これほどまでに不条理感に満ちた、滑稽かつ悲惨な状況があるのだろうか。
奴隷が主人につかえるどころか、奴隷の主人に顎で指し図するようないけすかないアドミニストレーターの護衛役をそれに見合う報酬も見返りもなく強いられている図。
こういうものは少なくとも先進国で顕在化して良いタイプの状況ではない。
制度の二重性とでも言うべきものが、支配階級にはどんな不条理だろうが絶対服従する中世の農奴のような階級を生み出している可能性を排除できないのである。