相馬市で不審火が相次いだ事件で、警察は、54歳の県職員の男を放火の疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、県の農業総合センター浜地域研究所に勤務する菅野治男容疑者54歳。

菅野容疑者は、きのうの午前10時前、相馬市柏崎の山林に、ライターで火を付けて下草などを焼き、隣り合う倉庫にも延焼させた疑いが持たれている。
警察の調べに、「むしゃくしゃしてやった」と容疑を認めているという。

県によると、菅野容疑者は、5年ほど前に体調を崩して入院するなどし、復帰した後も、仕事が十分にできないことを気にする様子だったという。
現場の周辺では、今月10日からきのうまでに、11件の不審火があり、警察は、菅野容疑者が他の火事にも関与しているとみて、捜査を進めている。

2018年4月18日 12:22
福島中央テレビ
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