0001水星虫 ★
2018/04/19(木) 08:57:11.18ID:CAP_USER9http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180419/5090002614.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
沖縄で本土復帰まで続けられていた、精神障害者を小屋などに隔離する「私宅監置」と呼ばれる
措置をめぐる負の歴史を知ってもらおうと、那覇市で当時の写真や
証言などを紹介する展示会が開かれています。
「私宅監置」は、精神障害者を自宅の敷地に設置した小屋などに隔離することを認めた
法律に基づく措置で、昭和25年に廃止されたものの、戦後アメリカの統治下におかれた沖縄では
本土復帰の昭和47年まで続けられました。
展示会は、精神障害者の家族会などで作る県精神保健福祉会連合会が、
「私宅監置」の負の歴史を知ってもらおうと初めて開きました。
会場の県立博物館・美術館には、患者が隔離された小屋の写真や当事者の証言などのパネル
40枚余りが展示され、患者が置かれた劣悪な環境や苦悩などが紹介されています。
また、本島北部に今も残る小屋のレプリカも展示され、食べ物を与えるための小窓と
垂れ流しの便所しかなく、光もほとんど差し込まない劣悪な環境を追体験できるようになっています。
県精神保健福祉会連合会の山田圭吾会長は
「過去の歴史を知ってもらい、差別や偏見のない明るい社会の実現につなげたい」
と話していました。
この展示会は、今月22日まで開かれています。
04/19 06:42