事件処理が終わっていない捜査書類などを自宅に隠したとして、高知県警が30代の男性警部補を本部長訓戒としていたことが17日、県警への取材で分かった。

 処分は3月16日付で、警部補は依願退職。県警は公用文書等毀棄(きき)容疑で書類送検した。

 県警によると、警部補は2016年3月末、勤めていた署から異動する際に、担当していた詐欺事件など計8件分の捜査書類やメモなどを持ち帰っていた。このうち、拾った財布を警察に届け出ず持ち去った事件は、昨年6月に公訴時効を迎えた。

 昨年12月中旬、元勤務先の署員が点検した際、警部補の担当した捜査書類がないことに気付き発覚。警部補は「業務多忙で事件処理が遅れたので書類を隠してしまった」と話しているという。 


yahooニュース(時事通信) 4/17(火) 20:04配信
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