https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180420/k10011410961000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_009

4月20日 5時03分
財務省の福田事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたとされる問題を受けて、野田女性活躍担当大臣は、メディアで働く女性のセクハラ被害の実態などを把握するため、女性記者などから話を聞く場を設ける方針を固め、調整を進めることになりました。

辞任の意向を表明した財務省の福田事務次官をめぐり、テレビ朝日は19日、自社の女性社員が福田次官からセクハラ行為を受けていたことを明らかにし、財務省に抗議文を提出する一方、福田次官は、改めてセクハラ発言を否定しています。

これを受けて、野田女性活躍担当大臣は、今回の問題がテレビ朝日だけのものではなく、女性が働きやすい環境になっていないという声も届いているとして、メディアで働く女性のセクハラ被害の実態などを把握するため、女性記者などから話を聞く場を設ける方針を固め、調整を進めることになりました。

具体的なやり方は今後検討することにしていますが、野田大臣は、セクハラ被害だけでなく、長時間労働の是正など、幅広く話を聞いて、課題の解決につなげることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180420/K10011410961_1804200502_1804200503_01_02.jpg