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北信の山の中で新品の電話帳が大量に捨てられているのが見つかっている問題で、長野市できのうあらたに50冊が見つかったことがわかりました。

新たに見つかった、50冊のタウンページで、きのう午前、長野市門沢の道路わきの山林の人目につかない場所に束のまま捨てられているのを山菜採りをしていた人が見つけました。

電話帳はこれまでに北信の4か所で捨てられていたものと同じ去年9月版のタウンページで、いずれもビニールに包まれたままの未使用の状態でした。

15日には信濃町大井の山林でゴミ拾いをしていた住民が新品のタウンページやハローページおよそ180冊を見つけ、県などに届け出ました。

発行元のNTTタウンページによりますと、去年9月版の未使用の電話帳が捨てられていたのは去年10月に中野市、11月に飯綱町、今年3月に長野市、そして今月信濃町で確認されていて、今回で5件目です。

その数はあわせて500冊以上で、その後の取材でいずれのエリアもNTTタウンページから委託された大阪府の業者が配達を担当していたことがわかりました。

NTTタウンページによりますとこのうち3月までの3件はこの業者の従業員が捨てたことが判明し、信濃町の件についても同じ従業員が関わった可能性が高いということです。

業者はSBCの取材に対し「ご迷惑をかけて大変申し訳ありません。

現在社内調査を進めています」としています。

NTTタウンページは、きのう長野市で見つかった投棄について引き続き経緯を調べています。

19日21時01分
SCBニュース
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