岐阜県警は21日、関署交通課交通総務係員で巡査部長の井田真也容疑者(50)=岐阜市萱場東町9=を、関市内に住む女性(42)につきまとったとして、ストーカー規制法違反容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、今年2月中旬ごろ、同県美濃市内で女性を待ち伏せし、携帯電話で「話がしたいので外に出てきてください」などと求めたほか、今月17日には関市内で女性の友人宅に「この女は最低でひどい人間です」などと書いた手紙1通を郵送。20日には同市内で女性が運転する自動車と自分の車を並走させるなどしてつきまとったとしている。同日、女性が同署に相談して発覚した。

 21日に記者会見した県警生活安全部の中嶋治彦参事官によると、井田容疑者は既婚。女性は元同僚で交際関係はない。調べに対し、井田容疑者は恋愛感情があったとし、容疑を認めているという。

 県警の佐名健太首席監察官は「現職警察官が逮捕されたことは誠に遺憾であり、被害者をはじめ県民の皆様に深くおわび申し上げます。事実関係を捜査、調査の上、厳正に対処いたします」とのコメントを発表した。【横田伸治】

4/21(土) 22:22配信
毎日新聞
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