けんかの通報を受けて駆け付けた愛知県警豊橋署の男性巡査長(29)が、拳銃を一時奪われた事件で、豊橋署は21日、拳銃を取り返されるのを防ごうと抵抗したなどとして、事後強盗と銃刀法違反の疑いで住所、職業不詳の谷山諭容疑者(49)を逮捕した。「覚えていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は20日午後11時20分ごろ、豊橋市山田町にあるフィリピンパブの敷地内で、豊橋署地域課の巡査長から拳銃を盗んだ際、取り返されるのを防ぐため抵抗したとしている。拳銃には実弾が5発入っていた。

 谷山容疑者はこの直前、巡査長に体当たりしたとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていた。

https://www.sankei.com/smp/west/news/180422/wst1804220028-s1.html