イラン産軽油が、4月の第2週目に入ったところで、第1週よりも値上がりし、平均価格が1バレル68ドルを突破しました。

IRIB通信によりますと、先週末でのイラン産軽油の平均価格は3ドル77セント上昇し、1バレル68ドル11セントに達しています。

また、イラン産重油の平均価格も、先週末より2ドル15セント値上がりし、1バレル65ドル67セントで取引されています。

さらに、先週末におけるOPEC石油輸出機構の平均バスケット価格も、2ドル57セント値上がりし、1バレル67ドル67セントに達しました。

同じ期間でのアメリカ産軽油ウェストテキサス・インターミディエイトの平均価格も、2ドル94セント上昇し、1バレル66ドル4セントとなっています。

また、ヨーロッパ産原油の主要銘柄である北海ブレントは4ドル33セント上昇し、1バレル71ドル5セントに達しました。

さらに、アラブ首長国連邦ドバイ産の原油の平均価格は1ドル94セント値上がりして1バレル67ドル38セント、オマーン産原油は1バレル67ドル37セントで取引されています。

中東市場においてアメリカとロシアの間に生じた緊張への懸念から、先週は原油価格が過去3年間で最高値を記録しています。

その一方で、世界各地で製油所の定期的なメンテナンスが終了したことから、原油購買への需要が高まっています。



PARS TODAY 2018年04月22日18時51分
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