京大助教ら絶滅危惧コウモリ確認

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013833411.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

アメリカ軍からおととし日本に返還された沖縄本島の森林に、絶滅危惧種のコウモリが
生息していることを確認したと京都大学のグループが発表しました。
グループでは、人がほとんど立ち入らなかったため生息を続けたとみていて、
希少な野生動物の保護につなげたいとしています。

これは京都大学大学院情報学研究科のクリスティアン・ヴィンセノ助教や、
大学院生のジェイソン・プレブルさんらのグループが記者会見して発表しました。
グループではことし2月、アメリカ軍からおととし日本に返還された沖縄本島北部の国頭村にある
「やんばるの森」で野生動物の調査を行いました。

その結果、環境省などが絶滅危惧種に指定している小型のコウモリ
「ヤンバルホオヒゲコウモリ」を3匹捕獲したということです。
ヤンバルホオヒゲコウモリは、22年前に沖縄本島で初めて発見され、その後、鹿児島県の徳之島と
奄美大島でも生息が確認された希少なコウモリです。

グループでは、在日アメリカ軍の管理下にあった期間、
人がほとんど立ち入らなかったため生息を続けたとみています。
プレブルさんは、
「沖縄本島では22年前の発見以降、生息を確認したという論文による正式な報告がない。
今回の発見を希少な野生動物の保護につなげていきたい」
と話しています。

04/23 16:49