https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180426-00050073-yom-soci

札幌市は、野生のヒグマが市内の山中で人の気配に気付いて立ち去る様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開した。

ヒグマが人の気配や音を察知して逃げることは一般に知られているが、実際に映像で記録されるのは珍しいという。

映像は2014年6月、札幌市中央区の盤渓地区に設置した定点カメラが捉えたもので、市が45秒に編集し、
「人を避けるヒグマ」のタイトルで投稿した。

クマが何かの気配を察知して、急に落ち着かない様子になり、その場を立ち去る。その7分後、
同じ場所を通り過ぎる男性の姿が収録されている。男性の腰には鈴が付けられており、市はクマが鈴の音に反応したとみている。

4月は冬眠明けのヒグマが活発に動き回る時期で、札幌市内でも24、25日に目撃情報が寄せられた。
市環境局は「クマとの遭遇リスクを避けるのに、鈴やラジオなどが有効なことを知ってもらうきっかけにしたい」としている。


「人を避けるヒグマ」
https://www.youtube.com/watch?v=-Aa8KtHcwes