「泉の広場」噴水、3代目で幕…地下街改修で
4/26(木) 15:53配信 読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180426-00050087-yom-bus_all

大阪・キタの地下街「ホワイティうめだ」の待ち合わせ場所として知られる「泉の広場」の噴水が、2019年度中にも撤去されることになった。

半世紀にわたり姿を変えながら「都会のオアシス」として親しまれてきたが、地下街の改修工事で催事場に生まれ変わる見通しだ。

泉の広場は、ホワイティうめだの前身「ウメダ地下センター」開業8年目の1970年に完成。
初代の噴水は天井のシャンデリアが特徴で、待ち合わせ場所として定着。
81年完成の2代目は、水が流れ落ちる階段状の噴水を設置した。

現在の3代目は2002年完成の大理石製で、大阪市の姉妹都市、イタリア・ミラノ市の彫刻家の協力を得て、映画「ローマの休日」に登場する「スペイン広場」などを参考にデザインした。
ただ最近は、見栄えのいい写真を投稿する「インスタ映え」を狙い、正月や、ハロウィーンなど季節の行事で、噴水を止めて飾り立てる機会も増えていた。