小学生の声で詐欺被害防止を啓発

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014121151.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

金融機関のATMの設置場所で、小学生が詐欺への注意を呼びかける音声を流し、
お年寄りの被害を未然に防ごうという取り組みが綾部市で始まりました。

声を収録したのは綾部市立中筋小学校6年の岡田実菜さんと稲次優音さんです。
2人は26日、警察官の指導を受けながら
「おじいちゃん、おばあちゃんだまされないで」
で始まるおよそ30秒のメッセージを収録しました。

録音した機械は、人が近づくと感知して自動でメッセージを流すようになっていて、
26日は市内にある無人のATM設置場所で、きちんと作動するか試しました。

綾部警察署では、来月以降、不審な電話がかかってきた地区に、順次、機械を設置することにしています。

声を収録した岡田実菜さんは、
「今までおじいちゃんやおばあちゃんと詐欺の話をしたことはありませんでした。
お年寄りには気をつけてほしいです」と話していました。
稲次優音さんは、
「自分の声で詐欺かもしれないと気づいて、もう一度確認してほしいです」
と話していました。

綾部警察署の渡邊和彦生活安全課長は、
「このメッセージで落ち着きを取り戻し、警察に連絡してくれることを期待しています」
と話しています。

04/26 18:01